離乳食のスタート時に、「裏ごし器が必須かな？」と思うことはよくあるでしょう。
実のところ、特別な器具を用意する必要はありません。
代わりになる道具や別の調理法で充分です。
この記事で紹介する内容
- 裏ごし器を用意しなくても離乳食は作れる
- 裏ごしの代わりに使える便利なアイテムには、ざる、茶こし、すり鉢、ブレンダーが含まれる
- 裏ごしは主に生後7ヶ月までの初期の1～2ヶ月で役立つ
- 裏ごし不要の離乳食作りには、冷凍野菜や米粉、野菜フレークが活躍
- 実際に、これらのアイテムを使えば、簡単になめらかな離乳食が完成します。
ここでは、そういった便利なヒントと代用品を明確に解説します。
また、離乳食以外にも使い道のある場合、ブレンダーが最も簡単でお勧めです♪
裏ごし器なしでも完璧！離乳食の簡単調理術
5～6ヶ月の赤ちゃんはまだ食べ物をしっかり噛むことができないため、食材をペースト状にして消化を助けることが大切です。
ただし、必ずしも全ての食材を裏ごし器で処理する必要はありません。
たとえば、じゃがいも、サツマイモ、かぼちゃのような根菜類は、茹でた後には柔らかくなり、簡単に裏ごしが可能です。
しかし、キャベツや白菜などの葉物野菜は裏ごし器を使っても上手く処理できないことが多いです。
さらに、裏ごし器の使用は準備や後片付けに時間がかかるという欠点もあります。
この記事では、裏ごし器を使わずに食材を滑らかにする他の調理器具の利用法を紹介します。
これにより、手間をかけずに滑らかな離乳食を作ることが可能になります。
離乳食作りに裏ごし器は不要！代わりになる便利なキッチンツール
離乳食の調理には、特別な道具が必要ないことをご紹介します。手持ちのキッチンアイテムで簡単に代用できます。
ざるで簡単裏ごし
一般的な家庭のキッチンにある「ざる」を活用して離乳食を作る方法です。
柔らかく煮た野菜を細かい網目のざるに入れ、木べらで押しつぶして裏ごしします。
ステンレス製の細目ざるを使用すれば、裏ごし器として十分機能します。
茶こしでの小分量調理
手軽な茶こしを使った裏ごし方法も便利です。
少量の離乳食作りに最適で、煮た野菜を茶こしに入れてスプーンで潰すだけです。小さくて場所を取らないため、離乳食後も利用しやすいです。
すり鉢で滑らかに
離乳食にも適した小型のすり鉢は、磁器製であれば洗いやすく衛生的です。
KINTOのようなブランド製の磁器すり鉢は、内側の凸凹が少ない設計で食材が溝に残りにくく、お手入れが簡単です。
ブレンダーを活用して
量を多く作る際は、ブレンダーが非常に有効です。
一度にたくさんの離乳食を作り、凍らせておくことができます。
赤ちゃんの育ち具合に合わせて食材の硬さを調整し、滑らかな食感の離乳食を提供できます。
また、離乳食以外にもスープやデザート作りに活用できるため、長く使える便利なアイテムです。
いつまで裏ごしする？離乳食の適切な段階調整
離乳食は生後5～6ヵ月から開始され、一般的には月齢7ヵ月までの1～2ヵ月間で裏ごしを行うことが推奨されます。
しかし、赤ちゃんの育つスピードは個々に異なるため、兄弟間で進行具合に差が出ることは珍しくありません。
赤ちゃんに合わせて焦らずに進めることが重要です。
ペースト状の食物がスムーズに飲み込めるようになれば、食感を徐々に変えていくと良いでしょう。
最初は滑らかなペーストから始め、次第に少し粒のある食材へ移行し、その後固形食へと進むのが一般的な流れです。
裏ごし不要！手軽な離乳食作りテクニック
冷凍野菜を使った準備法
ゆでて柔らかくした野菜を冷凍し、使用時にはすりおろすことで裏ごし器を必要とせず離乳食が準備できます。
人参や大根、白菜、玉ねぎなどの野菜を茹で、ゆで汁と共に冷凍しておくと便利です。
これらの野菜を使う時には、ゆで汁も一緒に使うことで滑らかさと味が増し、離乳食がより美味しくなります。
野菜を柔らかく茹でた後は、それぞれを冷まし、個別に包んで冷凍しておけば、必要な時にすぐに使えます。
米粉を活用した離乳食粥の作り方
簡単な10倍粥を米粉で作る方法を紹介します。
重要なのは、うるち米から作られた米粉を使うことです。もち米からの米粉は粘りが強くなりすぎるため、離乳食には不向きです。
米粉大さじ2と水大さじ10を鍋に入れ、混ぜながら加熱してトロトロのペースト状にします。
これで簡単に離乳食用のお粥が完成します。
野菜フレークを使った離乳食の調理法
フリーズドライやフレーク形式の野菜を使って離乳食を簡単に準備します。
野菜フレークに少量の熱湯を加えてペースト状にし、これをお粥やスープに加えることで、栄養満点で簡単な野菜粥やスープが完成します。
例えば、トウモロコシフレークを温かいコンソメスープに加え、粉ミルクを混ぜて加熱することで、栄養豊富なコーンスープが手軽に作れます。
裏ごし器なしでも大丈夫！離乳食準備の代替品と便利な調理テクニック
裏ごし器を使わずに離乳食を準備する方法についてご紹介しました。
- 離乳食作りには裏ごし器を購入する必要はありません
- 代替として便利なのは、ざる、茶こし、すり鉢、ブレンダーなどです
- 一般的に裏ごしの必要期間は月齢7カ月までの1～2ヶ月です
- 冷凍野菜、米粉、野菜フレークを使用する調理方法も時短に役立ちます
特別なアイテムを使わなくても、赤ちゃんに適した食事の準備は可能です。以下の日常道具を活用できます。
- ざる
- 茶こし
- すり鉢
- ブレンダー
さらに、冷凍野菜や米粉、野菜フレークを利用することで、調理過程を簡単にし、時間を節約することができます。
これらの簡単な方法を活用して、赤ちゃんに喜ばれる美味しい食事を作ってあげましょう。
