「スマートフォンの契約を考えているのですが、SIMカードとeSIM、どちらが良いのかしら?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事で、SIMカードとeSIMの違いや、それぞれのメリットとデメリット、さらにどんなユーザーに適しているかをわかりやすくご説明します。
正直私も違いを即答できませんでした(-_-)
まず初めに、安全性とトラブルの発生率を考慮すると、物理的なSIMカードの方がおすすめです。
この点についての詳細な説明は、記事の後半部分で行いますので、最後までご覧いただき、あなたにピッタリの選択をしていただけたらと思います。
SIMカードとeSIM、どちらを選ぶべき?メリットとデメリットを解説!
SIMカードとeSIM、その基本と違い
SIMカードとeSIMはどちらもスマートフォンをネットワークに繋げるために使用されますが、形状や機能に違いがあります。
SIM(Subscriber Identity Module)
- 一般的なICカード型SIM。
- 携帯端末に挿入して利用します。
- 契約情報が記録されているカードです。
eSIM(Embedded Subscriber Identity Module)
- 端末内に内蔵されたチップタイプのSIM。
- 物理的なカードの挿入は不要です。
- 契約情報はオンラインで変更可能です。
SIMとeSIMのメリットとデメリットを比較
SIM
- カードが郵送されるため、到着までの待ち時間があります(遅れる場合も)。
- 紛失や破損のリスクがあり、複数のSIMを使うのが難しい点も。
- 海外旅行時には現地のSIMが必要ですが、端末が故障した際には他の端末に移して使える利点があります。
eSIM
- オンラインで即座に開通可能で、紛失や破損の心配が少ない上、複数の契約やデュアルSIMの設定が容易です。
- ただし、対応する端末が限られており、端末の修理やデータ移行が面倒なことがあります。
なぜ物理SIMがおすすめなのでしょうか?
eSIMは確かに便利ですが、端末が故障した場合には不便を感じることがあります。
- eSIMは端末内蔵型なので、端末が故障すると修理が必要になります。
- 修理中はそのスマートフォンを利用できなくなることもあります。
- 対照的に、物理SIMは他の端末に簡単に移して使うことができます。
eSIMが持つ多くのメリットも魅力的ですが、端末が故障した際の対応のしやすさを考えると、物理SIMのほうが安心感があります。
SIMカードとeSIM|どちらがあなたに合っている?使用状況に応じたおすすめポイント
【SIMカードが向いている方】
- 直接サポートを受けたい方
- 頻繁に携帯を変える方
- eSIMがサポートされていない古い機種をお使いの方
- 携帯の故障リスクを最小限に抑えたい方
【eSIMが向いている方】
- 新しいスマートフォンをすぐに使い始めたい方
- 紛失や破損の心配をされる方
- 一台の端末で複数の契約を持ちたい方
- 頻繁に海外に行かれる方
- 携帯の故障リスクを許容できる方
スマートフォンとタブレットでのSIMとeSIMの対応状況
iPhoneとiPadでのeSIM対応について
● iPhone 15および16シリーズ これらのシリーズはすべてeSIMをサポートしており、物理SIMとの同時使用や複数eSIMの設定が可能です。
● iPadシリーズ 第10世代のiPadや第6世代のiPad miniは、物理SIMとeSIMの両方に対応しています。
一方、2024年5月に発表されたiPad Air(M2モデル)やiPad Pro(M4モデル)はeSIM専用となっているため、ご注意ください。
日本の主要キャリアにおけるeSIM対応状況
2024年時点で、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイルといった大手キャリアがeSIMをサポートしています。
さらに、IIJmio、BIC SIM、LinksMate、日本通信、HISモバイル、mineo、NUROモバイル、J MOBILEなどのMVNOもeSIMオプションを提供しており、これからもさらに多くのキャリアやMVNOがeSIMを取り入れることが予想されます。
お客様はご自身の使用状況に応じて、物理SIMかeSIMかをお選びいただけます。
SIMとeSIMの確認方法についてわかりやすく解説します
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。