日本が誇る犬種、柴犬はその忠実な性格で多くの飼い主さんから愛されていますね。また、独立心が強いとも評されています。
柴犬の子犬のころは、ふっくらとしてとても愛らしいものです。
しかし、成長するにつれて、その性格に大きな変化が見られることがあるんですよ。
柴犬の性格が変わる理由、気になりませんか？
そして、子犬のときの柴犬はどんな性格をしているのでしょうか。
今回は、柴犬の性格が変化する理由とその性格について詳しくご紹介します。最後までお付き合いくださいね！
柴犬の性格は成長に伴って変わることも！
子犬の頃の柴犬は甘えん坊で、飼い主さんから離れたくないという気持ちが強いですが、自立心も早い段階で現れ始めます。
柴犬は子犬の時から警戒心を持つ傾向があり、同性の犬と一緒にすると喧嘩をすることもしばしばです。
このような柴犬の警戒心は、性格の中でも特に強く表れる特徴です。
自立心が強く、すぐに人懐っこくなれない柴犬ですが、成長と共に性格が変わることがあります。
これは、柴犬それぞれの個性や生まれ持った天性が影響しています。
柴犬の適切な育て方は、その子犬の性格に合わせて、飼い主さんが愛情を持って接することが大切です。
柴犬の性格の変化には育て方と環境が大きく影響しています
柴犬を育てる際に大切なのは、子犬の個性に合わせた接し方をすることです。人間と同じように、柴犬にもそれぞれの性格や個性がありますからね。
間違った育て方をしてしまうと、柴犬が飼い主さんを信用しなくなったり、反抗的な態度をとることもあります。
えーーそれはちょっと気を付けたいですよね！！
柴犬の性格は、その育つ環境や飼い主さんの接し方によっても変わってくるでしょう。
日々の生活の中で、柴犬の様子をよく観察して、「今、何を感じているのかな？」と想像しながら接することが大切です。
柴犬は言葉は話せませんが、簡単な言葉なら理解できることが多いです。言葉で伝えることができない分、態度で自分の気持ちを示してくれます。
ここで心掛けたいのは、柴犬の気持ちに寄り添うこと。
反抗的な行動をとることがあっても、それが一方通行のしつけからくるものかもしれません。
愛情を持って、一緒に成長していくような接し方を心掛けてくださいね。
柴犬の性格とその対応方法について
柴犬の性格は一般に言われる「傾向」がありますが、実際にはそれぞれの個性に合わせた接し方が求められます。
性格の変化を理解し、それに応じたしつけの方法を見ていきましょう。
柴犬との正しい距離の取り方
クールな柴犬の接し方
あまり人に心を開かないクールな柴犬もいます。
飼い主さんに対しては愛情を持っていますが、自ら距離を取ることがあります。
過度なスキンシップは好まず、触るときは柴犬の反応を見て、不快に感じていないか注意深くチェックしましょう。
遊びを通じての交流は好むので、遊びの時間を大切にすると良いですね。
特に外出時の散歩では、他の人からの突然のスキンシップがストレスになることがあります。
知らない人に触られると攻撃的になることもあるため、周囲には注意が必要です。
え！！怖い
柴犬の性格を穏やかに保つためには、子犬の頃からさまざまな人との触れ合いを増やし、慣れさせることが大切です。
早い段階で社会化を進めることで、攻撃的になることを防ぎます。
“飼い主さんがリーダーであること”を確立させるしつけも重要です。
人懐っこい柴犬の場合は？みんなと仲良くできる秘訣
柴犬はその環境によって性格が大きく変わることがあります。
特にフレンドリーな柴犬は、初めて会う人や見知らぬ人に対しても積極的に接近し、喜んで交流することがありますね。
新しい環境にもすぐに慣れ、社会性を身につけることができるので、散歩を多めにして外の世界に触れさせるのがおすすめです。
飼い主さんが積極的に撫でることで、家族以外の人とも親しくなる練習ができます。
ただし、フレンドリーな性格が故に、しつけを怠るとわがままになりやすく、時には攻撃的な態度をとることも。
常に飼い主さんの指示をしっかりと守るよう、きちんとした訓練が必要です。
控えめで繊細な柴犬
中には消極的で繊細な柴犬もいます。見知らぬ人が苦手という子も少なくありません。
こんな性格の柴犬には、子犬の時期から家族だけでなく、外の人とも触れ合う機会を持たせることが大切です。
人が多い場所に少しずつ連れて行き、徐々に慣れさせることで、恐怖心を克服しやすくなります。
元気いっぱいで遊び好きな柴犬
中には特にアクティブで、冒険を愛する柴犬もいます。常に動き回ることや、飼い主さんと一緒に遊ぶことが大好きなんですよ。
いろいろな遊びを取り入れて、そのエネルギーを発散させましょう。ただし、遊びに夢中になりすぎないように注意が必要です。
「もっと遊んで！」という要求についつい応じてしまうと、柴犬が自分がリーダーだと勘違いすることがありますから、適度に要求をコントロールすることが大切です。
好奇心旺盛な柴犬は、新しいしつけにも興味を示しやすく、学習意欲も高いため、しつけがうまくいけば様々なことを覚えることができます。
ただし、外出時の興奮には特に注意が必要です。
予想外の行動を取ることもあるので、常に目を配って、安全に配慮してくださいね。
柴犬の性格の変化について【まとめ】
この記事で柴犬の性格が変わることの理由や、異なる性格タイプについて詳しく分析してきました。
柴犬にはさまざまな性格のタイプが存在することがお分かりいただけたと思います。
タイプに応じた丁寧な育て方が必要です。
飼い主さんがそれぞれの性格を見極め、適した方法で育てることが信頼関係の構築につながります。
信頼関係が築かれれば、やんちゃな柴犬も性格が落ち着くことが期待できます。最後までお読みいただき、ありがとうございました！
