新幹線のチケットを選ぶ時、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」の三つの選択肢があるのをご存知ですか?
それぞれの違いで、どれを選んだらいいか悩むこともあると思います。
たいてい、「のぞみ」は早いけれど少し料金が高いイメージがありますね。
一方で、「こだま」は少し時間はかかるけれど、お財布に優しい選択かもしれません。
この記事では、それぞれの新幹線の速さや値段、停車する駅の違いを丁寧にご説明し、お出かけの際の参考になる情報をお届けします。
新幹線の選び方!「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」の違いを紹介
車両の速度と特徴について
東海道新幹線では、改良されたN700Aや2020年に導入された最新モデルN700Sが活躍しています。
N700Sでは、全席に便利なコンセントが完備されており、お客様の快適な旅をサポートします。
「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」のいずれもこの車両を使用しています。
運行スケジュールはJR東海の公式ウェブサイトで確認できますので、お出かけの際はぜひチェックしてみてくださいね。
どの新幹線も最高速度は300km/hで、座席の快適性やコンセントの有無を除けば、大きな違いはありませんが、旅のスタイルに合わせて選べるのが魅力です。
所要時間とそれぞれの特徴
新幹線の中でも「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」という三つのタイプがあり、それぞれ到着までの時間が異なります。
一番早く目的地に到着するのは「のぞみ」で、次いで「ひかり」、最も時間を要するのが「こだま」です。
具体的には、東京から新大阪までは、「のぞみ」で約2時間30分、「ひかり」で約2時間50分、「こだま」で4時間弱かかります。
これだけの時間差が出るのは、停車する駅の数に違いがあるからです。
「のぞみ」は少ない停車駅で速く目的地に着くことができ、一方「こだま」は多くの駅に停車するため、少しのんびりした旅になりますね。
各新幹線の停車駅と旅の速さ
新幹線を選ぶ際、どの列車がどれくらいの駅に停車するかも大切なポイントです。
例えば、「こだま」は途中の全駅に停車するため、ゆっくりとした旅行が楽しめますが、時間は少し長くかかりますね。
一方で、「のぞみ」は主要な駅のみで停車するので、スピーディーに目的地に到着できるのが魅力です。
停車駅は品川、新横浜、名古屋、京都の4駅のみです。
そして、「ひかり」は「のぞみ」と「こだま」の中間で、停車駅は列車によって異なりますが、選ばれた駅でのみ停車するので、便利に使い分けることができますよ。
乗ってみた印象としては子連れでそこまで急がないなら「こだま」かな。「のぞみ」はビジネスマンが多く車内がピリピリしてます。
各列車の運行本数と便利さ
新幹線の運行本数も、旅の計画を立てる上で重要です。
特に、「のぞみ」は運行本数が最も多く、日中は頻繁に運行されているので、急な予定にも柔軟に対応可能です。
具体的には、東京から新大阪までのび「のぞみ」は164本運行されています。
次に、「こだま」は84本とこれも十分な本数があり、のんびりとした旅を楽しむことができますね。
「ひかり」は65本と少なめですが、それぞれのニーズに合わせた使い方ができるので、計画に合わせて選んでみてください。
新幹線の料金について
新幹線のチケットを選ぶとき、同じ普通車の自由席なら「のぞみ」も「ひかり」も「こだま」も料金は同じです。
お財布に優しい選択ができますね。
ただし、指定席を選ぶと少し違いが出てきます。
速くて便利な「のぞみ」は、他の列車よりも320円高い設定になっています。これは「のぞみ」が提供するサービスの質の高さが影響しているんですよ。
また、東海道新幹線の料金は時期によって変わります。
例えば通常期では、東京から新大阪までの「のぞみ」の指定席は14,720円、一方「ひかり」と「こだま」は14,400円です。
自由席の場合はどの列車も13,870円で利用できますので、旅行の計画を立てやすいですね。
ちなみに、2023年の年末から始まる繁忙期には、「のぞみ」は全席指定席になるので、その時期はもう少し早めに席を確保すると安心です。
新幹線選びのポイント のぞみ、ひかり、こだまの違い
新幹線を選ぶ際、料金や所要時間の違いを理解することが大切です。以下の点を押さえて、お出かけに合った列車を見つけましょう。
自由席の料金は、「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」のどの列車を選んでも同じですので、お財布にやさしい選択ができますよ。
指定席では、「のぞみ」が他の二つに比べて少しだけ高く設定されていますが、その分、速く目的地に到着することができますので、時間を有効に使いたい方におすすめです。
また、各新幹線の所要時間は、停車する駅の数によって異なります。
早く着きたい、または特定の駅での停車が必要な方は「のぞみ」を、その他の駅で降りる予定の方は「ひかり」が便利です。
おすすめの新幹線の選び方
「のぞみ」は速く目的地に到着することができますが、料金に大きな差はありません。
自由席を選べば、どの新幹線でも同じ料金で利用できますので、コストを抑えつつ、時間を短縮できる「のぞみ」がおすすめです。
ただし、2023年の年末から始まる繁忙期では「のぞみ」が全席指定席となるため、事前のチェックが必要です。
この点を忘れずに、自分の旅のスタイルや目的地に合わせて最適な列車を選んでくださいね。