初めての飛行機、子供と一緒なら何を持って行ったらいいかしら？
特に、サーモスの水筒は持ち込めるのか気になりますね。ミルク用のお湯も一緒に持って行けると安心ですよね。
じつは、サーモスの水筒を機内に持ち込むことは可能ですが、いくつかの航空会社のルールや注意点がありますので、事前に確認が必要です。
家族でのお出かけでは、子供がいつも使っている水筒を持って行けたら、とても便利です。飛行機に乗る際も、安心して水分補給ができますね。
この記事でご紹介する内容は以下の通りです。
- サーモスの水筒が機内持ち込み可能かどうか
- 国内線のJAL、ANAの具体的な持ち込みルール
- 国際線での持ち込みルール
- サーモスの水筒に適した飲み物や避けた方が良い飲み物
子連れでの飛行機旅行における、国内線と国際線のルールや、便利な持ち込み方法について、詳しくお話ししましょう。
サーモスの水筒、飛行機内への持ち込みは可能？
サーモスの水筒は、飛行機に持ち込むことができますが、飛行機に搭乗する際は、国内線でも国際線でも水筒の中身は空である必要があります。
それでも、水筒に何か入れた状態で持ち込むことが多いですよね。
以下の表で、国内線と国際線で水筒の中身がある場合のルールを見てみましょう。
| 国内線 | 国際線 | |
|---|---|---|
| 中身なし | 〇 | 〇 |
| 中身あり | 〇 | △（制限あり） |
国際線で中身を持ち込む場合は特に制限があるため、事前に確認しておくことが大切です。
機内は乾燥しやすいので、子供はもちろん、大人も水筒を持ち込むと、いつでも好きなときに水分補給ができ、快適な旅になりますね。
サーモスの水筒を持って、快適な空の旅を♪
国内線では、普段飲んでいる飲み物を入れて持って行けるので、お子さんにも嬉しいですね。
サーモスの水筒には、お水やお茶、ジュースなどさまざまな飲み物を入れることができます。
赤ちゃん用のミルクを作るお湯も持ち込むことが可能です。
ただ、機内持ち込み可能な荷物の重量には限りがありますので、水筒のサイズや重さにも注意しましょう。
ほとんどの航空会社が機内でミルク用のお湯を提供してくれるので、キャビンアテンダントに声をかけてお湯を入れてもらうのも一つの方法ですね。
サーモスの水筒に入れない方が良い飲み物について
水筒に入れてはいけない飲み物があるのをご存知ですか？
サーモスのステンレス製水筒には、入れると寿命が短くなってしまうものがあるんですよ。
サーモスの水筒に入れるのを避けた方がいい飲み物は以下の通りです。
- 塩分を多く含むスープやスポーツドリンク
- 果汁や酢を含む飲料
- 乳脂肪分を含む飲料
- アルコール飲料
たとえば、スープやみそ汁に含まれる塩分は、ステンレスを錆や腐食させる原因になります。これらは専用のスープジャーを使うと安心です。
また、果物のジュースや乳製品を含む飲料は、酸によってステンレスが腐食したり、中で腐敗が進むことがあります。
これらは短時間で飲みきるか、他の容器を利用しましょう。
そして、日本酒や焼酎、ウイスキーのようなアルコールは発酵ガスを発生させることがあり、ビールのような炭酸飲料も同様に、炭酸ガスが蓋を強く押し上げる可能性があります。
炭酸飲料は専用の容器を使用するのがおすすめですよ。
国内線でサーモスの水筒を持ち込む際のルールについて
国内線では、サーモスの水筒を持ち込むことができますが、航空会社ごとに少しルールが異なるため、事前にチェックしておくと安心です。
もし水筒に中身を入れて持ち込む場合は、保安検査がスムーズに進むよう、検査前に水筒を準備しておきましょう。
保安検査場での水筒のチェック方法
- 水筒は、他の手荷物と共にX線検査を受けます。時には、蓋を開けて中身を確認させられることもありますので、係員の指示に従ってください。
JALやANAなど、国内の航空会社では、水筒の持ち込みが許可されていますが、細かい規定や注意点が設けられている場合がありますので、確認が必要です。
JAL国内線でのサーモスの水筒持ち込みのポイント
JALの国内線では、特に厳しい制限は設けられていませんので、お子様のミルクやお気に入りの飲み物を入れて持ち込むことができます。
水筒の置き場所に特別な指定はありませんが、飛行中の急な揺れに備えて、飲み終わったらしっかりと蓋を閉めて保管してください。
水筒が転がることがないように注意しましょう。
また、国内線は比較的短時間のフライトなので、お子様の好きな飲み物やお菓子を一緒に持ち込むことで、楽しく快適な時間を過ごせるでしょう。
ANA国内線でのサーモスの水筒持ち込みのポイント
ANAの国内線では、水筒の持ち込みに特別な制限はありませんが、安全上の理由から、水筒は前の座席の下に置くようにしてください。
ANAでは、海産物や漬物、ペットボトルなど、漏れる恐れがあるものを座席の上の収納棚に置くのは避け、足元に置くことにルール化しています。
JALと同じく、中身に特別な制限がないので、お好みの飲み物やミルク用のお湯をサーモスの水筒に入れて持ち込むことができます。
飛行中もお気に入りの飲み物を楽しめるので、リラックスした旅が可能ですね。
国際線でのサーモスの水筒持ち込みガイド
国際線において、水筒に入った飲料を持ち込む際は、通常、空の状態で手荷物検査を受けるとスムーズです。
国際線では液体の持ち込みに厳しい制限があり、100mlを超える液体は搭乗前に取り出さなければなりません。
ただし、機内販売や空港内の店舗で購入した飲み物は、サーモスの水筒に入れて持ち込むことができるため、これを利用するのが便利です。
特に、赤ちゃん用の離乳食やミルク、ゼリーなどは、例外として持ち込み可能ですが、保安検査時には注意が必要です。
保安検査時の注意点
- 赤ちゃん用の飲み物や食べ物は、必ず赤ちゃんと一緒に保安検査を通過する必要があります。
- 家族が別々に行動すると、持ち込み制限に引っかかることがあるので、一緒にいることを心掛けましょう。
国際線で持ち込める赤ちゃん用食品
赤ちゃんにとって慣れ親しんだ食品を機内に持ち込むことができます。
離乳食やミルクはもちろん、リンゴ、バナナ、みかんなどのフルーツも制限なく持ち込み可能です。
ベビー用の飲むゼリーやジュレも、100ml以下の商品であれば問題なく持ち込めます。
また、ベビー用の麦茶も持ち込むことができますが、水筒に入れている場合は中身の確認を求められることがありますので、ラベルがあると安心です。
フルーツはナイフの貸し出しがないため、事前にカットしておくと便利です。
まとめ
サーモスの水筒を飛行機に持ち込む際は、航空会社のルールに従いましょう。
空のサーモス水筒は、国内外の線問わずに持ち込むことができます。
国内線に関しては、水筒に普段から飲んでいる飲み物を入れて持ち込むことができますが、それぞれの航空会社の規定に従う必要があります。
例えば、JALでは特に制限はありませんが、ANAでは水筒を前の座席の下に置くことが求められています。
国際線では、中身が入っている水筒の持ち込みが困難なため、空の状態で持ち込むことが推奨されます。
また、機内での液体の規制があるため、飲料水や赤ちゃん用の食品などは事前に確認が必要です。
赤ちゃん用のリンゴ、バナナ、みかんなどのフルーツも、制限なく持ち込むことができますし、サーモスの離乳食ケースも旅行時に大変便利です。
サーモスの水筒を持ち込む際は、ストロータイプや直飲みタイプが特におすすめです。これらは機内での使い勝手が良く、飲み物がこぼれにくいです。
旅行前の準備で迷われた際には、この情報が役立てば幸いです。
快適な空の旅をお楽しみください。
