職場でよく見る存在、それがお局様ですね。
どんな時代も、どんな職場にも、ひとりやふたりはいるものです。
あなたの職場にも、そういう方はいますか？
時には声が大きすぎると感じたり、言動がパワハラのように思えることもありますよね。
もし、そんな職場のお局様に悩んでいるなら、この記事が役立つかもしれません。以下の内容を取り上げています。
- 職場の難しい人をうまく扱う8つの方法
- 避けるべき行動
- 仕返しではなく、建設的な対応をする方法
もし、うるさいと感じる職場の人に効果的に対処する方法を学びたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
職場のお局様を上手に扱う8つの方法
職場のお局様を上手に扱うための8つの方法をご紹介します。
- 自分から積極的に挨拶をする
- お局様を褒めてみる
- 自信を持ってお局様と接する
- お局様を気遣う
- 周囲への態度を一貫させる
- 信頼できる同僚を持つ
- 話題を質問形式にする
- できるだけ距離を保ち、少なくとも表面上は関わらない
自分から積極的に挨拶をする
挨拶は人間関係の基本ですね。お局様に限らず、常に自分から挨拶を心がけましょう。
もしお局様が挨拶を返してくれなくても、明るく元気に挨拶を続けて、不快感を与えないように努めましょう。
お局様も「挨拶ができない人は困る」と思っているはずです。この機会に、周りを明るくしてみましょう。
ただ明るい雰囲気を持つだけで、お局様からの評価も変わるかもしれませんよ。
しかも何回もこちらから挨拶を続けていると、逆に挨拶を返さないことに罪悪感を感じて、お局の方からあなたに挨拶をするかも♪
職場のお局様を効果的に褒める方法
職場でお局様のポジティブな側面を見つけて褒めることが重要です。
お局様もまた、自分の仕事や貢献を認めてもらうことを望んでいます。
普段からお局様を褒めることで、不要な対立を避け、協力的な関係を築くことができます。
褒めることは誰にとっても心地よいものです。
例えば、「この企画、あなたが考えたんですね？素晴らしいと思います！」や「あなたのアドバイスのおかげでプロジェクトを成功に導くことができました。感謝しています」といった言葉が効果的です。
大事なのは、お局様が気分よく仕事をすることで、チーム全体の雰囲気も良くなるということです。
褒める際は、適切なタイミングと真実味のある内容で行うことが大切です。
ただ、あまり褒めすぎると逆効果になるのでほどほどにですよ。
お局様に自信を持って接する
お局様に自信を持って堂々と対応することが大切です。
何か指摘された時には、怯えることなく、「はい、反省しています。次はもっと気をつけます」と返答しましょう。
弱気になると、それがお局様にとって満足感を与え、余計な圧力を生むことがあります。
お局様が過去のミスを何度も指摘してくる場合は、「ありがとうございます。以前の件は重々承知しており、改善に努めています」と明確に返答し、その場を収める方法も有効です。
お局様とのやり取りで自分を貫くことが、尊敬と信頼を築く基盤となります。
職場のお局様を気遣う
職場のベテランお局様も人間ですから、時には体調を崩したり、ストレスを感じたりすることがあります。
体調が悪いときに「大丈夫ですか？何かお手伝いできることはありますか？」と声をかけたり、ストレスがたまっているときには「お話しして楽になられたらどうぞ、私が聞きますよ」と申し出ると、彼らも感謝するでしょう。
こうした気遣いは、彼らのあなたに対する態度を和らげるかもしれません。
日常で厄介と思われがちなベテランも、他人から同情されることがあります。
「可哀想に」と言われる背景を理解すると、以前は気になっていたその人の行動も異なって見えてくるかもしれません。
一貫性を持った対人関係を保つ
職場での振る舞いは、性別によって変えないよう心掛けましょう。
男女問わず一貫した態度を保つことが重要です。
性別によって態度を変えると、特に職場のベテランお局からは「男性に媚びている」と見なされることがあります。
男性から注目を浴びると、それがお局様の嫉妬を呼び、結果として自分に対する負の感情が高まる可能性があります。
ですので、ベテランがいる場面では特に、控えめでおしとやかな態度を心がけると良いでしょう。
信頼できる同僚を持つことの重要性
お局様がいる職場で心強いのは、自分の味方を持っておくことです。
あなただけでなく、お局様に頭を悩ませている他の同僚もいるはずです。何か問題が発生したとき、信頼できる人がそばにいると心強いですよね。
- 相談相手
- 信頼できる同僚
- 日常会話ができる人
- 権限を持つ直属の上司
このような関係を築くことができれば、職場での安心感が増します。
ただし、お局様の味方をする人もいるため、誰とどんな関係にあるのかをよく見極めることが大切です。
信頼できる人以外には、個人的な悩みやお局様への不満を話すことは避けたほうが無難です。
質問形式で会話をリードする
お局様との会話で反論や否定をすると、状況がこじれがちです。
もし会話をスムーズに終わらせたい場合は、質問形式で進めると良いでしょう。
お局様に質問することで、関心を持っていると感じさせ、彼女の自己肯定感を高めることができます。
これにより、あなたへの攻撃も少なくなるかもしれませんね。
最小限の関わりを保つ
可能な限りお局様との関わりを最小限にしましょう。
関わりを減らすことで、彼女からの指摘やコメントも自然と少なくなります。
完全に関わらないのは難しいかもしれませんが、職場での必要最低限のコミュニケーションに留め、プライベートでは距離を保つことが賢明です。
職場だけで充分疲れるのに、プライベートまでその影響を受けることは避けたいですよね。
お局様とは適度な距離感を保ちつつ、上手に付き合っていくことを心掛けましょう。
お局様への対応で避けるべきこと
お局様に対して以下のような行動は避けるべきです。
これらはお局様の態度をさらに悪化させる可能性があります。
- 言い合いになる
- 過度によいしょする、持ち上げる
- 完全に無視する
これらの行動は、職場の雰囲気を悪くし、自身の立場を不利にすることもあるので注意が必要です。
言い合いにならないように
お局様からの日常的な圧力に対して、自分の感情をぶつけたくなる気持ちは理解できます。自分の意見を持つこと自体は決して悪いことではありません。
しかし、お局様との直接的な言い合いは避けたほうが賢明です。
お局様は自分の過ちを認めず、反省することが少ないため、言い合いは職場の雰囲気をさらに悪化させ、あなた自身も不快な気持ちになる可能性があります。
また、お局様はしばしば根に持つタイプであることが多く、一度悪化した人間関係はその後の仕事にも影響を及ぼすことがあります。
したがって、お局様との衝突は避け、大人の対応を心掛けましょう。
過度なおだては避けましょう
お局様を過度におだてることがあるかもしれませんね。
ですが、過度なおだては控えるようにしましょう。
お局様を過度に持ち上げることで、他の同僚からはお局様の味方と見なされ、信頼を築くのが難しくなる可能性があります。
場に応じておだてることで場面を乗り切ることはあるかもしれませんが、自分が辛くなるほどおだてすぎないように注意しましょう。
お局様を無視するのは避けましょう
お局様を完全に無視するのは避けた方がよいでしょう。
承認を求める性格のお局様を無視すると、場合によってはその反発が強まり、より攻撃的になる恐れがあります。
これによってあなた自身の職場での状況がさらに悪化するかもしれません。
人としての礼儀をわきまえ、適切なコミュニケーションを心掛けましょう。
無視ではなく、適度に関わることで、より円滑な職場環境を維持することが望まれます。
【対策としての証拠収集】職場のいじめやパワハラに備える
いじめやパワハラに対処するためには、証拠をしっかりと保持しておくことが非常に重要です。
これがなければ、職場での公式なパワハラ対応を求めることが困難になります。
パワハラの証拠として特に重要なものには以下が含まれます。
- 録音されたデータ
- メールやLINEなどのメッセージ交換履歴
- 動画
- 医師の診断書（精神的な影響を受診した場合）
- 日々の出来事を記録した日記やメモ
録音機器は、相手に見せるだけで抑止効果があることもありますし、法的手段や外部への報告時にも役立ちます。
日常的に受ける攻撃の内容を記録しておくことで、いざという時に備えましょう。
【まとめ】職場での対人トラブル対策と自己防衛
ここまで、職場でのトラブルメーカーに対する対処法を8つご紹介しました。
- 積極的に挨拶をする
- 褒める
- 堂々と接する
- 気遣う
- 態度の一貫性を保つ
- 信頼できる仲間を持つ
- 質問形式で会話をリードする
- できる限り距離を保つ、必要最小限の関わりを持つ
これらは、あなたが不必要なトラブルに巻き込まれることなく、平和に職場生活を送るための方法です。
しかし、全てを試しても限界が来ることもあります。その場合は、記録をつけておくことが非常に重要です。
法的手段を含め、外部への通告を考慮する場合、録音機器の準備は必須です。
パワハラに対抗するための準備として、これらの証拠収集が役立ちます。
周囲の協力も得ながら、より快適な職場環境を目指しましょう。
