お菓子の袋を再封する際、特別なシーラーが手元にないと、ちょっと困りますよね。家にあるもので代用できないかと考えることもあります。
「ヘアアイロンでビニール袋を閉じることはできるのかしら?」とお考えの方も多いかもしれません。
実は、ヘアアイロンでも十分可能ですよ!
この記事では、次の3つのポイントについてお話しします。
- ヘアアイロンをシーラーの代わりに使う方法は?
- ヘアアイロンでビニール袋を閉じる最適な温度は?
- ヘアアイロン以外でシーラーの代用になる方法は何がある?
これらについて、わかりやすく解説していきましょう。
ヘアアイロンでビニール袋を封じることは可能ですか?
先に触れたように、ヘアアイロンはシーラーの代わりとして活用できますが、すべてのヘアアイロンが適しているわけではありません。
カール用のものではなく、温度調整が可能なストレートタイプのヘアアイロンがおすすめです。
ビニール袋を接着する際には、ヘアアイロンの熱で袋の素材を軽く溶かし、それによって袋同士をくっつけます。
ただし、袋の種類によって適切な温度は異なるため、140度から180度の範囲で温度を調節しながら慎重に操作することが大切です。
袋をアイロンで挟んでゆっくりとスライドさせることで接着させます。
使用する際の一つのコツとしては、ヘアアイロンの先端にアルミホイルを巻くことをお勧めします。
これは、溶けた素材がアイロンに付着するのを防ぐためです。
ほとんどのお菓子の袋はこの方法でうまく封をすることができますが、ビニール袋の場合は特に温度に注意してください。
ビニールは比較的溶けやすい材質なので、温度設定には特に気をつけましょう。
ヘアアイロンを使ってビニール袋を接着する最適な温度は?
ビニール袋を接着する際のヘアアイロンの温度設定は慎重に選ぶ必要があります。
ビニールは溶けやすい素材なので、120度から140度の範囲で調整するのが理想です。
120度で接着した場合
120度では、ゆっくりとヘアアイロンをスライドさせながら接着しますが、接着力は少し弱めです。
この設定は、強固な接着を必要としない仮梱包などに適しています。
130度で接着した場合
私の経験では、130度が最もバランスの良い設定でした。
この温度では、ヘアアイロンをスムーズに動かしながらしっかりとした接着が可能です。
また、ビニールが過度に溶けることなく、食品を包む際もビニールが食品に付着する心配が少ないため、安心して使用できます。
140度でビニールを圧着する際のポイント
ヘアアイロンを140度に設定してビニール袋を圧着するときは、手早くスライドさせる必要があります。
この温度ではビニールがすぐに溶け始めるため、ゆっくりと動かすと袋が形を失ってしまい、中身にビニールが付着するリスクもあります。
一方で、スライドのスピードを上手く調節することができれば、ビニールを非常にしっかりと接着させることが可能です。
少し練習が必要かもしれませんが、慣れれば140度での使用にも問題はありません。
これでヘアアイロンをシーラーとして利用する方法のご紹介は終わりですが、ヘアアイロンをお持ちでない方もいるかと思いますので、次にヘアアイロン以外のシーラーの代わりとなるアイテムについてもご紹介します。
シーラーの代わりに使える身近なアイテム
ヘアアイロン以外にも、シーラーとして利用できるアイテムはいくつかあります。ここでは2つの方法をご紹介します。
衣料用アイロン
普段お洋服のアイロンがけに使う衣料用アイロンも、シーラーの代わりとして使えます。
ただし、ビニールがアイロンに付着しないように、袋の上にアルミホイルやクッキングシートを敷いて使用してください。
ライターとナイフ
ナイフをライターで炙って熱くし、それを使って重ねたビニール袋の端を溶断する方法もあります。
この方法では切りながら袋を接着することができますが、温度調整が難しいので練習が必要です。
これらの方法はどの家庭にも一般的にあるアイテムで実行できるため、特別な道具がない時にも役立ちます。
まとめ
この記事では、シーラーの代わりになる家庭にあるアイテムについて探ってみました。
食品の保存やパッケージングには非常に便利なシーラーですが、手元にないときにはこれらの方法が代用として有効です。
練習を重ねることで、上手に接着する技術を身につけることができるでしょう。
ただし、これらの方法は通常の使用方法ではないため、器具の故障や事故には注意が必要です。
正しい使用を心がけ、安全に注意してください。