病院への電話予約は、初めてだと少し緊張しますよね。
何を話したら良いか、何を準備しておくべきか、初めての方には不安な点が多いかもしれません。
「電話でどんな質問をされるのかな?」
「最初に何と言い出したらいいの?」
「この時間は病院も忙しくないかしら?」
といったことを考えるうちに、気がつけばなかなか電話をかけられずに時間が流れてしまうこと、ありますよね。
私も長らく電話を苦手としていましたが、電話でどのように対応されるか、どう返事をすればいいかをあらかじめ考えておくと、ぐっと楽になりますよ。
この記事で、病院へ予約の電話をする際に伝えるべきことや基本的な流れについてお話しします。
病院予約の電話でのおすすめフレーズ
電話での病院予約は、「予約を取りたいのですが」と言い始めるとスムーズです。
受付の方はプロですから、必要な情報、例えば症状や以前診てもらった経験の有無など、必要な詳細を積極的に尋ねてくれますよ。
電話予約前の準備
用意しておくもの
- 診察券
- 手帳
診察券は、病院情報を把握するため、また手帳は予約日時を決めるために役立ちます。
症状の概要
例えば、「いつから何の症状があり、どれくらい辛いか」を整理しておきましょう。
希望の診察日
可能であれば、第三希望くらいまで日時の選択肢を持っておくと安心です。
症状の詳細は診察時に詳しく聞かれるため、あまり心配しなくても大丈夫です。
例えば、「昨日から熱があり、歩くのも困難です」といった具体的な説明があれば十分です。
希望日時については、病院のスケジュールにも依存するため、複数の選択肢を準備しておくと良いでしょう。
聞かれることが予想される内容は以下の通りです。
- 初診か再診か(再診の場合は病院に情報が残っています)
- 症状や受診したい科
- 診察券番号(以前に診てもらったことがある場合)
- 名前
- 連絡先
初診の場合や、当日の予約を希望する場合は、次のように伝えてください。
「初めてですが、診察していただけますか?」
「今日、診ていただくことは可能でしょうか?」
病院への電話予約のコツ
いつ電話するのが良いの?
受付が忙しい時間を避けることがポイントです。
開院直後や閉院前、お昼休みの間は特に避けたほうがスムーズに話が進みます。
電話をかけたときの最初の言葉
「予約をお願いしたいのですが」と先に目的を伝えると、話が進めやすいですよ。
用件を最初に伝えることで、その後の対応もスムーズになります。
電話での会話の進め方
病院側が必要な情報を尋ねてくれますので、聞かれたことに対して一つ一つ答えていくと良いでしょう。
余計な情報は聞かれるまでお話しする必要はありません。
希望する日時の伝え方
日時を具体的に伝えるよりも、幅を持たせて伝えると調整がしやすくなります。
例えば、「平日の午後にお願いできますか?」と聞くと、病院側から空いている時間を提案してもらえます。
その中から都合の良い時間を選べば、予約がスムーズに完了します。
病院予約の電話手順
病院予約の際の電話手順を詳しくご説明します。
- 病院の電話番号に連絡を取る
- 受付の方に「診察予約をお願いします」と伝える ※過去に同じ病院を利用している場合は、診察券番号を伝えるとスムーズに進みます。
- 症状を説明する
- 希望の日時や時間帯を伝える
- 氏名や連絡先を提供する(特に初診の場合)
以下は、実際の電話のやりとりの一例です。
受付:こんにちは、○○病院です。
患者:こんにちは、診察の予約をお願いしたいのですが。
受付:予約ですね。どうされましたか?(過去に利用したことがあるかも聞かれることがあります。診察券番号があると便利です)
患者:38度の熱があり、頭痛がするんです。
受付:発熱と頭痛ですね。ご希望の日時を教えてください。
患者:今日か明日で空きはありますか?
受付:本日でしたら17時からの空きがございます。
患者:それでは17時にお願いします。
受付:承知しました。お名前と電話番号をお願いします。
患者:名前は○○、電話番号はxxx-xxxx-xxxxです。
受付:17時にお待ちしております。どうぞお大事にしてください。
病院予約の電話は、基本的な流れを覚えておけば、誰でも簡単にできるようになります。
予約時に伝える情報を事前に整理しておき、リラックスして電話をかけましょう。
まとめ
最近はオンラインで病院の予約ができることが多くなりましたので、電話をするのが苦手な方は、ネット予約を利用するのも良いでしょう。
ただし、まだ電話予約を受け付けている病院も多くありますので、必要な時にはこの記事をぜひ参考にしてくださいね。
病院のスタッフも電話応対の専門家ではなく、私たちと同じ人間です。だから、怖がらずにリラックスして電話をかけましょう。