離乳食を始める時に、「裏ごし器がないと難しいの?」と思うママも多いですよね。
でも、心配は無用です。
特別な裏ごし器を購入しなくても、他の手持ちの調理器具で十分代用が可能です。経済的で、手間も省けるので一石二鳥です。
裏ごし器なしで始める離乳食作りのコツ
まず、裏ごし器の代わりになる家庭用の調理器具にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
あなたの家にもありますよね?ざるや茶こし。
あとは、すり鉢、ブレンダーなどで簡単に滑らかな食べやすそうな離乳食を作ることができます。
これらの道具を使って、お子様にやさしい滑らかな食感の離乳食を手軽に作る方法をご紹介します。
裏ごし器を使わずに美味しい離乳食を作るためのテクニックや、効果的な調理方法も併せてお伝えしますので、これから離乳食作りを始める方や、もっと手軽に離乳食を作りたい方にも役立ちますよ。
裏ごしは不要!手軽な代替品で簡単離乳食
ざるを使って手軽に
ご家庭でよく見かける「ざる」を使って、離乳食の準備を簡単に行えます。
柔らかく煮た野菜をざるに入れ、木べらで押しつぶしながら裏ごしする方法は、シンプルで効果的です。
ざるは掃除も簡単で、日常の料理にも使えるため、非常に経済的です。
茶こしで小分け調理
手のひらサイズの茶こしも離乳食作りに大変便利です。
小さな茶こしを使えば、煮た野菜をスプーンで押し潰すだけで、すぐにペースト状にすることができます。
コンパクトで収納に困らない茶こしは、離乳食が終わった後も様々な用途に活用できます。
すり鉢を活用する
小さいすり鉢は離乳食を作る際にも役立つアイテムです。
ただ、食材が溝に挟まることがあるので、少々お手入れが必要かもしれません。
洗いやすく衛生的な磁器製のすり鉢を選ぶと、清潔に使い続けられます。
汚れがたまりにくいデザインのものを選ぶとさらに便利です。
ブレンダーで速攻調理
量をたくさん作る時はブレンダーが大変便利です。
一度に多くの離乳食を作り、凍らせておくことで、必要な時にすぐに解凍して使用できます。
ブレンダーを使えば、食材の柔らかさを調整し、赤ちゃんの成長段階に合わせた食感の離乳食を提供できます。
葉物野菜もブレンダーで滑らかに仕上げることが可能です。
離乳食の裏ごし、いつまで続ける?
離乳食を始めたばかりの時、裏ごしをどれくらい続けるかが気になるかもしれませんね。
一般的には、生後5~6カ月から裏ごしを始めて、赤ちゃんが7カ月になるまでの1~2ヵ月が一つの目安です。
ですが、赤ちゃんの成長は個々によって違いますので、一概には決められません。
お子さんがペースト状の離乳食を上手に飲み込むことができるようになったら、少しずつ食感を変えてみるのがおすすめです。
最初はペースト状から、少しずつ粒が感じられる食べ物にして、最終的には固形食へと進めていくことが、赤ちゃんの成長に合わせた食事の進め方と言えますね。
裏ごし器不要!手軽な離乳食の調理法
離乳食を作るとき、裏ごし器を使わなくても簡単に調理できる方法がありますよ。
ここで、手軽で便利ないくつかの方法をご紹介しますので、ぜひお試しくださいね。
冷凍野菜を活用して
冷凍野菜を使うと、離乳食の準備がとても簡単になります。
柔らかく煮て冷凍した野菜は、使用時にすりおろすだけで滑らかなペーストが作れます。
人参や大根、玉ねぎを茹で冷凍し、必要な時にすりおろして温めるだけで、裏ごし器を使わなくても離乳食が準備できます。
米粉を使った離乳食粥
米粉を使って簡単に離乳食用の粥を作ることができます。
うるち米の米粉と水を鍋に入れて加熱するだけで、すぐにトロトロの粥が完成します。
米粉は加熱時間が短く、忙しい時でもすぐに離乳食を準備できるのが魅力です。
野菜フレークで作る離乳食
野菜フレークも離乳食作りに大変便利です。
フリーズドライされた野菜フレークやふりかけタイプのものに少しずつお湯を加えてペーストにし、お粥に混ぜると簡単に野菜粥ができます。
トウモロコシのフレークを温めたコンソメスープに加え、粉ミルクを混ぜれば、栄養満点のスープが手軽に作れます。
裏ごし器を使わない離乳食作り、どうする?
離乳食を作る際、裏ごし器がなくても大丈夫ですよ。
家にある、ざるや茶こし、すり鉢、ブレンダーで食べやすいように滑らかな離乳食を手軽に作れます。
なかなか裏ごし器って持ってないかも。
冷凍野菜や米粉、野菜フレークを上手に使うことで、調理の時間をぐっと短縮できますので、忙しい時でもすぐに離乳食を用意できます。
これらの簡単な方法を活用して、お子様に合った離乳食を作ってみてくださいね。
ママやパパも、これらの簡単なコツを使って、赤ちゃんが喜ぶ美味しい食事を提供できますよ。