朝顔の花が終わった後のツルを活用して、手作りのリースを作るのはいかがでしょうか?
自然素材を使ったリースは、お部屋を素朴で温かみのある雰囲気にしてくれます。玄関ドアに飾るクリスマスリースにも使えますよね。
ここでは、朝顔のツルを利用したリース作りの手順と、そのための適切な乾燥方法、保管方法を詳しくご紹介します。
さあ、朝顔のツルで、一年中楽しめるオリジナルのリースを作りましょう。
朝顔のつるの収穫と準備
朝顔のリースを作るには、ツルの状態が非常に重要です。
ツルが過度に乾燥している状態や、まだ青々としている状態ではリース作りに適しません。
では、リースを作成するのに最適な時期はいつでしょうか?
以下のステップに従います。
→朝顔を秋まで健康に育てる
→花が散り、葉が落ちた後
→ツルが自然に乾燥し始める
→リース制作に取りかかる
このプロセスを経て、リース制作に適したツルの状態となります。
このタイミングは、一般的に10月中旬から11月上旬にかけてとなることが多いですが、これは地域や朝顔の成長具合によって変わる場合があります。
私自身、朝顔のツルでリースを作ったのは11月初旬でした。
季節の変わり目で、ちょうどツルの色が緑から赤紫に変わる頃です。
私の娘が小学一年生のときに育てた朝顔は、夏にはあまり花をつけませんでしたが、涼しくなる秋になってから活発になり、花が咲き、実もつきました。
10月後半には涼しさが増し、花が散り、葉が落ち、ツルが緑から赤紫に変色しました。
この赤紫色に変わったツルを使用してリースを作ったところ、カビの心配もなく、色も美しく保たれたまま、素敵なリースが完成しました。
ツルが赤紫に変わるかどうかは品種による差もあるかもしれませんが、朝顔のツルを利用したリース作りの参考にしていただければ幸いです。
ツルの乾燥方法
リース作りに使うツルは、しっかりと乾燥させる必要があります。
乾燥は、風通しの良い日陰で行うとツルが均等に乾き、形が保たれます。
ツルをひとつひとつ広げて平らな場所に置くか、吊るして空気が通るようにします。
完全に乾燥するまで数か月かかることがありますが、この工程がリースの品質を左右するため、急がず丁寧に行いましょう。
朝顔のつるが乾燥するまでの時間とその重要性
朝顔のツルを乾燥させる過程は、リース作りやその他のクラフトプロジェクトにおいて非常に重要なステップです。
この乾燥過程は、ツルの品質と最終的な製品の耐久性に大きく影響します。
ツルが完全に乾燥するまでの時間は、主に気候条件によって左右されますが、一般的には2週間から1ヶ月程度を要します。
乾燥の初期段階では、ツルを風通しの良い日陰で広げるか吊るしておくことが推奨されます。
このとき、ツルが直射日光にさらされると、ツルが早く劣化する恐れがあり、色あせやひび割れが生じる可能性が高まります。
また、湿度が高い環境下ではカビが発生しやすくなるため、適度な湿度の環境を保つことが重要です。
乾燥が進むにつれて、ツルは硬くなり、その形状を保ちやすくなります。
完全に乾燥したツルは、折れにくく、リース作りなどのクラフト活動に適した弾力性と強度を持つようになります。
乾燥が不十分だと、ツルが柔らかすぎて扱いにくくなったり、保管中に腐敗やカビの原因となることがあります。
したがって、朝顔のツルの乾燥は、時間をしっかりとかけて丁寧に行うことが必要です。
乾燥状態を定期的にチェックし、環境条件を適宜調整することで、ツルは適切に処理され、その後のクラフトプロジェクトで最大限の効果を発揮できるようになります。
この慎重な準備が、美しい自然素材のリースを作るための基盤となるのです。
リース作成の手順
乾燥したツルが準備できたら、リースの形作りを始めます。
ツルを円形に曲げていき、形を整えながら自然なカーブを作ります。リースのサイズや形に応じて、ツルを重ねて固定することがポイントです。
針金や麻紐を使って、ツルがずれないようにしっかりと結び付けます。
この作業は、ツルの柔軟性が保たれている間に行うのが理想的です。
リースのデコレーションと展示
基本のリースが完成したら、デコレーションを加えていきます。
季節の花やドライフラワー、小枝やベリーなど、自然素材を使って装飾すると、一層魅力的なリースになります。
完成したリースは、玄関やリビングの壁にかけると、季節感溢れるインテリアとして楽しむことができます。
まとめ
朝顔のツルを使ったリース作りは、自然素材を活用し、季節の移り変わりを感じられる楽しいプロジェクトです。
収穫から乾燥、リース作成までの全工程を通じて、手作りの温もりと自然の美しさを感じてください。
このリースがあなたのお家やギフトとしても、特別な存在になることでしょう。