魚焼きグリルでパンを焼く試みに挑戦したことはありますか?
多くの人が魚焼きグリルの使用を敬遠しがちです。特に、魚のにおいが残ることや、掃除の手間が理由でしょう。
しかし、適切な使い方をすれば、パンをトースターよりも早く、そして美味しく焼き上げることが可能です。そして、不快なにおいの心配もありません。
この記事では、魚焼きグリルを使ったパンの焼き方とその美味しさの秘訣を掘り下げています。
さらに、グリルで調理する野菜の美味しさを引き出す方法や、簡単で洗い物も少なく済むレシピも紹介します。
また、小さなお子さんでも安心して食べられるメニューや、魚焼きグリルで作るスイーツレシピも取り上げています。
この記事を参考にして、魚焼きグリルの可能性を再発見し、その使用頻度を増やしてみてはいかがでしょうか。
魚焼きグリルを使ってパンを焼くとどうなる?美味しく時短!
あなたは自宅の魚焼きグリルをどれほど活用していますか?
私の家では、子どもの離乳食を始める前は頻繁に使っていましたが、掃除の手間を考えると最近ではほとんど使っていません。
しかし、魚焼きグリルでパンを焼くという方法を試してみたら、これが意外と便利で、しかも美味しいことがわかりました!
オーブントースターで焼くよりも、魚焼きグリルの方が高火力で効率よくパンの水分を保ちつつ焼き上げることができるのです。
その結果、パンは外はサクッと、中はもっちりとした食感に焼き上がります。
さらに、魚焼きグリルの大きな利点として、その速さが挙げられます。
例えば、オーブントースターで食パンを焼くのに3分かかるところ、魚焼きグリルなら1分から1分半で済んでしまいます。忙しい朝には、この時間短縮が非常に重宝します。
魚焼きグリルでパンを焼く方法は非常にシンプルです。
- 魚焼きグリルを高温で30秒から1分予熱する。
- 網の上にパンを置く。
- 強火で1分から1分半焼く。
これだけで、美味しいパンが手軽に焼けるのですが、注意する点もあります。
パンの種類によって焼き時間が異なるため、焦げないように注意し、片面だけのグリルの場合は途中で裏返す必要があります。
焼き上がったパンはすぐにグリルから取り出しましょう。放置すると魚の臭いが移る恐れがありますが、適切に取り扱えば魚の臭いは気にならない程度です。
新しい方法で焼かれたパンを、ぜひ温かいうちにお楽しみください。
魚焼きグリルで野菜を焼くとレストランの味が自宅で再現できる?
魚焼きグリルを使って、魚やパン以外にも様々な食材を美味しく調理することができます。
特に、魚焼きグリルで野菜を焼くと、外食で楽しむような高品質のグリル野菜を家庭でも簡単に作ることが可能です!
この調理法は、テレビ番組「家事ヤロウ!!!」で紹介されたり、SNSで話題になるほどです。
私自身もこの番組を見てから試してみましたが、野菜本来の美味しさが引き出され、その結果には驚きました。
魚焼きグリルは、野菜の甘みやうまみを最大限に保ちつつ、ビタミンCなどの栄養素も保持するので、旦那さんにも喜ばれる料理が楽しめます。
おすすめの野菜はアスパラガス、トマト、かぼちゃ、各種キノコ、じゃがいも、にんじん、そら豆、長ネギ、ズッキーニ、パプリカ、オクラ、れんこん、長いもなど、多岐にわたります。
特に火が通りにくい根菜類は、魚焼きグリルで調理する前に、電子レンジで少し加熱しておくと、より速く均等に焼き上げることができます。
「家事ヤロウ!!!」で紹介されたように、トマトやオクラにベーコンを巻いて焼くのもおすすめです。野菜にオリーブオイルを薄く塗ることで、乾燥を防ぎながら柔らかく仕上がります。
また、野菜に軽く塩や胡椒を振ると、野菜の余分な水分を取り除きながら味を引き締める効果があります。
調理の際は、アルミホイルをグリルの網に敷くと、後片付けも簡単で、直接野菜を置いて焼くこともできます。
どの野菜も焼き時間が異なるため、焼き加減をこまめにチェックして最適な調理を心がけてください。
魚焼きグリルで挑戦!多彩なレシピ5選
魚焼きグリルは、魚だけでなくパンや野菜、さらにはお肉やスイーツまで幅広くおいしく焼くことができる万能調理器具です。
多種多様なレシピを試してみて、魚焼きグリルの可能性を広げましょう!
以下では、魚料理、肉料理、野菜のアレンジレシピ、トーストやスイーツまで、魚焼きグリルで作れるおすすめレシピを紹介します。
サケと野菜のミソマリネホイル焼き
魚料理をホイルで包むことで、魚焼きグリルの洗浄が楽になります。
大葉を抜いた味噌ダレを別途用意すれば、子どもから大人まで楽しめる一品になります。
材料(2人分)
- 生鮭:2切れ
- キャベツ:2枚
- 生しいたけ:2個
- にんじん:3㎝分
- 塩:小さじ1/2
- 大葉:5枚(千切り)
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- みそ:大さじ2
- サラダ油:適量
作り方
- 鮭に塩をまぶし、10分間置いてから出た水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
- 千切りにした大葉、酒、みりん、砂糖、みそを混ぜ合わせて大葉みそを作ります。
- キャベツは一口大に切り、しいたけは石づきを取り4等分にし、にんじんは短冊切りにします。
- アルミホイルにサラダ油を薄く塗り、キャベツ、しいたけ、にんじん、鮭を乗せ、作った大葉みそをかけて包みます(各人分を別々に包みます)。
- 魚焼きグリルで野菜が柔らかくなり、鮭に火が通るまで焼きます。
- 焼き上がったらアルミホイルごと皿に移し、細切りの大葉を散らして完成です。
手羽中のシンプル焼き
今度は、魚焼きグリルを使って手羽中をシンプルに焼く方法を紹介します。
このレシピは、普段の食事やお酒のお供にもぴったり。手羽中以外の鶏肉の部位でも同様に美味しく仕上がります。
材料(2人分)
- 手羽中:16本
- 塩胡椒:適量
- すりおろしにんにく:大さじ1/2
- オリーブオイル:大さじ1と1/3
- 料理酒:大さじ2
作り方
- 手羽中にフォークで穴を数か所開ける。
- プラスチックの保存袋に手羽中と塩胡椒、すりおろしにんにく、オリーブオイル、料理酒を入れてよく揉み込み、5分以上置く。
- 魚焼きグリルにクッキングシートを敷いて、手羽中が重ならないように整然と並べる。
- 魚焼きグリルで約13分間、手羽中が金色に焼き上がるまで加熱する。焼き具合はお好みで調整してください。
しいたけのチーズグラタン風
しいたけのチーズグラタン風は、簡単にできておいしいため、我が家の定番料理となっています。
アルミホイルを使用して焼くため、魚焼きグリルの掃除も不要で、簡単に「もう一品」を加えることができます!
材料(2人分)
- しいたけ:4個
- シュレッドチーズ:適量
- 醤油:少々
作り方
- しいたけの石づきを取り除き、アルミホイルを敷いた魚焼きグリルで加熱します。
- しいたけが汁を出始めたら、上にシュレッドチーズをたっぷりと乗せて、チーズが溶けるまでさらに加熱します。
- 最後に、お好みで少量の醤油をかけて完成です。
しらすとズッキーニのトーストアレンジ
次にご紹介するのは、ズッキーニを使ったトーストのアレンジレシピです。
ズッキーニは薄くスライスして、食感と風味を楽しめます。
材料(1人分)
- 食パン:1枚
- とろけるチーズ:1枚
- しらす:15g
- ズッキーニ:1/4本
- オリーブオイル:適量
作り方
- 食パンの上にズッキーニを薄くスライスして均等に敷き詰めます。
- その上にしらすを半分散らし、とろけるチーズを一枚乗せます。
- 残りのしらすをチーズの上に散らし、魚焼きグリルでチーズが溶け、しらすがカリッとするまで焼きます。
- 焼き上がったら取り出し、オリーブオイルを適量かけて完成です。
シナモン風味の焼きリンゴ
こちらは魚焼きグリルを使ったデザートレシピで、オーブンを使わずに焼きリンゴを作る方法です。
シナモンの加減はお好みに合わせて調整可能です。バニラアイスを添えると、美味しい冷熱デザートが楽しめます。
材料(1人分)
- りんご:1/4個
- バター:小さじ1
- シナモン:適量
作り方
- りんごを5mm厚さに切ります。
- アルミホイルにりんごを並べ、各スライスにバターをのせます。
- 魚焼きグリルで弱火に設定し、10~15分焼きます。
- 焼き上がったら皿に移し、シナモンを上から振りかけて完成です。
今回紹介したレシピはいずれも魚焼きグリルを使用し、簡単で清掃も楽なものを選んでみました。
どのレシピも魅力的ですが、私は特にサケのホイル焼きを家族と共に楽しんでみたいと思います。
魚焼きグリルの多用途活用法
- 魚焼きグリルでパンを焼くと、オーブントースターよりも美味しく、迅速に調理できます。
- このグリルの強火力はパンの水分を保ちながら速やかに焼き上げます。
- 通常、食パンをトーストするのに1分から1分半の強火が必要です。
- 片面焼き専用のグリルを使う場合、焼き過程でパンを裏返す必要があります。
- 焼き終わったパンはすぐに取り出すことが重要です。放置すると、グリルに残った魚の臭いが移ることがあります。
- 魚焼きグリルで野菜を焼くと、外食で味わうようなグリル野菜が手軽に作れます。
- 火を通すことで野菜の甘みや旨味が引き出され、栄養素も保持されます。
- 野菜にオリーブオイルを塗ることで、乾燥を防ぎつつ柔らかく焼き上げることができます。
- 魚焼きグリルは多様な料理に使え、魚だけでなく肉料理やスイーツも作ることが可能です。
- 特におすすめのレシピは、「サケのホイル焼き大葉みそ」です。
トーストを魚焼きグリルで焼くという新発見が、これからのキッチン活動に変革をもたらしそうです。
また、スイーツ作りにも活用できるのは驚きの発見でした。
これからも色々なレシピに挑戦してみたいと思います!