カレーが薄くて水っぽい!濃厚な仕上がりを阻む理由と改善策

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今夜のディナーは、 誰もが喜ぶ美味しいカレーのはずが…

残念ながら、カレーが水っぽくて軽い食感に!

濃厚でないのはなぜ?って思ったことないですか?

 

この問題は、「水分の量」と「アミラーゼ酵素」が関与しています!

この記事では、カレーが濃厚にならない原因と、 薄くなってしまったカレーにとろみを加える方法を解説します。

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カレーが濃厚にならないのはなぜ?

カレーと言えば、 とろりとしたルーが具と ご飯に絡まると最高に美味しいですよね。

一部には薄めのシーフードカレーもありますが、 一般的な日本の家庭では、濃厚なタイプが主流です。

しかし、ルーを加えても期待した濃さが出ないことも!

どうしてこんなに軽いの!?

箱に書かれた指示通りにしているのに、どうしてこんなことに?

これにはいくつかの原因があります。

どの理由が当てはまるかチェックしてみてください。

過剰な水分添加

最もありふれた原因は、単に「水を多く加えすぎる」ことです。

ルーには推奨される水の量が指定されており、通常は包装に記載されています。この指定量を守らずに余分に水を加えてしまうと、カレーが水っぽくなる可能性があります。

意外に目分量でやってしまっていることがあると思います。私がそうです^^;

鍋の蓋をして煮込む

カレーの材料を煮込む際、鍋の蓋をするかどうかが、とろみに大きく影響します。

蓋をすることで水分が蒸発せず、結果的にカレーにとろみがつきにくくなります。

ただし、ルーのパッケージには蓋をする場合の水の量が異なることが記載されているので、これに従うことが重要です。

使用済みのスプーンでかき混ぜた

この問題は「カレーに唾液が混入した」ということを意味します、キャーーー(;’∀’)

唾液に含まれるアミラーゼはとろみ成分を分解する働きがあります。

そのため、使用済みのスプーンやお玉でカレーをかき混ぜるのは避け、取り皿を使用して味見を行うようにしましょう。

あなたもついついやっちゃってませんか??これ。

はちみつを後から加えた

はちみつも唾液と同様にアミラーゼを含んでいます。

隠し味としてはちみつを最後に加えると、そのアミラーゼがカレーのとろみ成分を分解してしまいます。

はちみつを加える場合は、野菜を煮込む段階で入れることが望ましいです。

水分を多く含む野菜を使用

たとえ水の量を正確に測っていても、トマトや大根などの水分を多く含む野菜を多く使うと、カレー全体の水分量が増加します。

水分の多い野菜を使う際は、事前に炒めることで余分な水分を減らしましょう。

逆にナスを投入したりすると水分吸収してとろみがなくなったりすることもあります。

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カレーを濃厚にする方法

これまでカレーが薄くならないようにする工夫を解説してきましたが、

「もうカレーを作ってしまったけど、薄くてどうしよう!」

とお困りの方も多いでしょう。

ここからは、既に薄くなってしまったカレーを、濃厚でクリーミーなカレーに変える方法をお教えします。

長時間煮込む

カレーのとろみは、60度以上でじっくり煮込むことで増します。

まずは、じわじわと煮込むことから始めましょう。

鍋底が焦げないように注意しながら、常にかき混ぜ続けることが重要です。

この方法で、カレーに自然なとろみが生まれることがあります。

水溶きで調整

それでも十分にとろみが出ない場合は、水溶きした小麦粉や片栗粉を使って調整しましょう。

カレーの火を止めてから、少量の水溶き粉を加え、よくかき混ぜながら、理想のとろみを目指します。

入れすぎには注意し、加える量を少しずつ調整してください。多すぎると、粉っぽさが際立つか、味が損なわれる可能性があります。

複数のカレールーを使う

我が家のカレーは最近、複数のカレールーを調合して作っています。

これにより味が濃厚になるし、ルーも水っぽくならないし、とにかく美味しいです。

お店で出てくるようなカレーになりますよ!マジ。

なのでうちではカレールーを最低でも5個の種類をストックしています。色々混ぜてどれが一番自分好みの味、とろみになるのか調べています。

確かに「今日のカレーいまいちだったよね…」ってときもあります。

「ちょっと漢方っぽい味しない?」

「今日のカレー、無理~~!」って子供も正直に教えてくれる時もあります。

そういう時はカレールーの調合を覚えておき、二度と使わないようにします。

そしてベストなカレールーの調合を探すのも面白いです。

色が濃い、真っ黒いようなカレールーだと味が濃厚でとろみが少なくなるような気がします。参考にしてください。

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まとめ

この記事では、カレーがうまくとろみがつかない原因と、その解決策を紹介しました。

カレーがサラサラと水っぽくなる主な理由には、過剰な水分の添加、唾液やはちみつに含まれるアミラーゼによるとろみ成分の分解があります。

カレー作りにおいてこれらの点は注意が必要です。

また、カレーが思うようにとろみが出ない場合には、煮込む時間を延長するか、水溶きした小麦粉を加えることで、状況を改善できる可能性があります。

カレールーの複数調合もとろみ改善になりますよ!

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