エアコン室外機からの水を再利用!1日に出る量や植物への活用って大丈夫?

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最近、エアコンを使う機会が増えてきましたね。暑い日が続くと、エアコン無しでは過ごしにくいです。

そんな中、エアコンから出る水(ドレン水)を有効活用できる方法があるのをご存知でしょうか?

今日は、このエアコンの水を植物のお世話に役立てる方法をご紹介します。エコで経済的なこの活用法、ぜひ試してみてくださいね。

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エアコンの水ってどんな水?

エアコンが室内の空気を冷やすときに、湿気が凝縮して水が発生します。この水は「ドレン水」と呼ばれ、通常は家の外に排出されています。

エアコンのドレン水は、不純物が少ない感じがしますが、水質によっては植物に与えない方が良い場合もありますので、使用する前には水質を確認することが大切です。

ネットではエアコン設置業者がこんな書き込みをしているのを読みました。

「エアコンのドレンホースから出る水は、植木鉢や庭の植物への直接的な水やりには適していません」

エアコンの排水には、機器内部の汚れやカビ、バクテリアが混ざっていることがあると考えたほうがいいかもしれません。

また、微量ながら金属成分も含まれる可能性があるため、注意が必要です。

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植物への水やりに最適?

エアコンの水は軟水であるため、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が少ないです。これが、酸性を好む植物や、ミネラルの過剰摂取に弱い植物にとっては好条件とも考えられます。

例えば、シクラメンやアジサイ、そして多肉植物など、酸性の土壌を好む植物には特に適しています。

ただし、ミネラルを多く必要とする植物には不向きかもしれません。植物の種類によって使い分けることが重要です。

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エアコン室外機からの水は1日にどのくらい出るの?

エアコンの室外機から排出される水の量は、室外機の稼働状況、使用する環境、気候条件によって大きく異なります。

この水は、エアコンが室内の湿気を冷却過程で凝縮し、液体として排出されるものです。特に暑く湿度が高い日には、より多くの水が生成されます。

一般的に、エアコン1台あたりのドレン水の量は、使用環境にもよりますが、1日に数リットルから10リットル以上にもなることがあります。

たとえば、室内の湿度が高い場所では、エアコンは湿度を取り除くためにより多くの水を凝縮させ、その結果として多くのドレン水が発生します。

一方で、乾燥した環境ではその量は比較的少なくなります。

エアコンの設定温度や稼働時間によっても、排出される水の量は変わります。

例えば、設定温度を非常に低くするとエアコンは長時間にわたって強力に働き、それに伴いより多くの湿気を凝縮し、より多くの水が排出されることになります。

逆に、設定温度を高めに設定している場合は、エアコンの稼働が穏やかになり、生成される水の量も少なくなります。

また、エアコンのモデルや設計によってもドレン水の量は異なります。

最新のエアコンはより効率的に湿気を管理し、エネルギー効率が高いため、古いモデルと比較して水の量が少ない場合があります。

このように、エアコンの室外機から排出される水の量は多くの要因に依存しますが、普通の家庭用エアコンであれば、夏場の使用中には1日に数リットル程度を見込むのが妥当でしょう。

この水を賢く利用することで、水資源の節約にもつながり、植物への水やりなどに再利用することも可能です。

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実践!エアコンの水の活用方法

エアコンの水を使った水やりは簡単です。

まず、エアコンから排出される水を清潔なバケツやジャグに集めます。

水が直接植物に触れないように、土の表面から少し離してゆっくりと注ぎます。また、この水を使って植物の葉を拭くことで、葉についたほこりを取り除き、光合成を助けることができます。

さらに、エアコンの水を使ってコケや苔を育てるのもおすすめです。

苔は湿度を保ちやすく、美しい緑を長持ちさせることができます。

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まとめ

今回は、エアコンのドレン水を植物の水やりに活用する方法をご紹介しました。

エコで経済的なこの方法、ぜひ生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

植物によってはこの水が非常に適している場合もありますので、植物の種類を見極めながら、上手に活用していきましょう。

エアコンを使うこれからの季節、少しの工夫で環境にも貢献できますね。

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