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エアコンの霜取り機能、どうして止まらないの?その理由と対処法をお教えします。

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もしもエアコンから温かい風が出なくてお部屋がなかなか暖まらないときは、霜取り機能が作動しているかもしれませんね。

霜取り機能は一時的に暖房が停止するので、その間はお部屋が温まることはありません。

今回は、エアコンが霜取り機能になっているかどうかの見分け方や、その対策についてご説明します。

エアコンの霜取りでお困りの方は、どうぞこのまま読み進めてくださいね。

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エアコンの霜取り機能って何?

エアコンの霜取り機能とは、外の寒さで結露が霜となり、それが室外機の熱交換器(暖かい風を作る部品)に付着することを防ぐため、熱交換器を温めて霜を溶かすモードのことです。

霜が室外機についてしまうと、空気の流れが悪くなり故障の原因にもなりかねません。そうならないために、霜取り機能が備わっているんですよ。

また、霜取り機能が作動している間は、エアコンからは暖かい風が出ないため、つい「故障したかしら?」と心配になってしまうこともありますが、ご安心くださいね。

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エアコンの霜取りモードを確認する簡単な方法

エアコンが霜取りモードに入っているかどうかを見極める方法を3つご紹介しますね。

  1. エアコンのランプが点滅する
  2. 「プシュー」「ポコポコ」といった特有の音がする
  3. エアコンが一時的に止まる

それでは、それぞれについて詳しくお話しします。

エアコンのランプが点滅

霜取りモードが始まると、エアコンの運転ランプが点滅することがあります。

この点滅が10〜15分続いた後、ランプが消えて再び運転が始まれば、霜取りモードである可能性が高いですね。

特に寒い日や雪が降って室外機が覆われているときは、急に暖房が止まって霜取りモードに切り替わることがあります。

10〜15分で運転が再開すれば、それが霜取りモードのサインです。

ただ、エアコンによってはランプの点滅しない場合もあるので、その場合は音で判断してみましょう。

特有の音がする

霜取りモード中は、「プシュー」「ポコポコ」といった音が聞こえることがあります。

これは室外機についた霜を溶かす際に、一時的に湯気が出たり、冷媒が流れる音がするからです。

これは故障ではなく、霜取りモードの正常な動作の一部です。音が止まれば、霜取りも終了しています。

ランプが点滅しないエアコンでは、この音を手掛かりに判断するといいでしょう。

一時的にエアコンが止まる

霜取りモードでは、エアコンが10〜20分間一時的に停止します。

この停止も、霜取りモードであるかどうかを見分ける手がかりになります。

20分以上経っても運転が再開されない場合は、他の原因が考えられます。

たとえば、室内機のフィルターやドレンホースにゴミが詰まっていると、エアコンが正常に動かなくなることがあります。

その際は、ゴミを取り除くことで問題が解決されることが多いですが、自分で室外機を分解したり、移動させたりするのは避けて、専門家に相談するのが安全です。

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エアコンの霜取りモードを上手に回避するコツ

エアコンを効率良く使うために、霜取りモードをうまく回避する方法を6つご紹介しますね。

  1. フィルターを定期的に掃除する
  2. 設定温度を少し下げてみる
  3. 他の暖房器具を併用する
  4. 室外機の設置場所を見直す
  5. 業務用の場合は仕切りを設ける
  6. 業務用の場合は室外機をカスタマイズ

それぞれのポイントについて詳しくお話ししますね。

フィルターを定期的に掃除する

エアコンのフィルターが汚れていると、エアコン全体の効率が下がり、結果として霜取りモードが頻繁に必要になることがあります。

フィルターが詰まると空気の流れが悪くなり、エアコンが本来の性能を発揮できなくなります。

家庭用エアコンであれば、比較的簡単にフィルターを外して水洗いできますし、市販の洗浄スプレーも利用できます。

定期的にフィルターを掃除して、エアコンを長持ちさせましょう。

設定温度を少し下げる

エアコンの設定温度を高くすると、室内を暖めるための負荷が大きくなり、外の冷え込みとの差で室外機が冷え、霜が付きやすくなります。

設定温度を現在よりも1〜2度低く設定することで、熱交換器の温度を適度に保ち、霜取りモードの発動を減らすことができます。

他の暖房器具を併用する

エアコンだけに頼ると、室内外の温度差が大きくなりがちで、これが霜取りモードの頻繁な発動の原因になります。

他の暖房器具を併用することで、室内を均等に暖めることができ、エアコンへの負荷を軽減します。

例えば、オイルヒーターや電気ストーブなどを追加することで、エアコンの霜取りモードの発動を減らす効果が期待できます。

また、空気の循環を助けるサーキュレーターの使用も効果的ですよ。

室外機の設置場所を見直す

室外機を少し高い場所に設置することで、雪が積もりにくくなり、霜取りモードが作動する回数も減らすことができますよ。

雪が室外機の側面や下部、ドレンホースを塞いでしまうと、エアコンの正常な動作に影響が出てしまいますからね。

ただ、室外機を勝手に動かすのは避けましょう。

専門的な配管作業が必要になるため、業者に依頼するのが安全です。

仕切りで空間を効率良く暖める(業務用)

特に工場や大きなオフィスなど、広い空間での暖房はエアコンに大きな負荷がかかります。

そんな時は、仕切りを使って空間を分けて暖めることが効果的です。

それぞれの小さな空間を効率良く暖めることで、エアコンの負荷を減らし、設定温度を無理に上げることなく、快適な温度を保つことができます。

室内が早く暖まれば、エアコンの霜取りモードが作動する回数も自然と減るので、大きな空間の暖房には仕切りの活用をおすすめします。

室外機の性能を向上させる(業務用)

室外機にオプションの熱交換器を取り付けることで、その性能を向上させ、霜取りモードの頻度を減らすことができます。

具体的には、外付けの熱交換器を室外機の吸込口に設置し、室外機の熱交換器を直接温めることで、霜の付着を防ぎます。

導入には専門業者による設置が必要となりますが、霜取り運転の頻度が高い場合には、この改良を検討してみる価値がありますよ。

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熱湯や霜取りスプレーを使ってはいけない理由

室外機に霜が付いていると、つい熱湯や霜取りスプレーで解決しようと考えがちですが、これらの方法はおすすめできません。

熱湯を使うと、急な温度変化で室外機の部品が損傷する恐れがあります。

また、水道水に含まれるミネラルが室外機の熱交換器を傷つける原因になることも。

霜取りスプレーも、室外機用には適しておらず、強い電流が流れている部分に使用すると、発火のリスクも伴います。

熱湯や霜取りスプレーで霜を取り除くことは、室外機にとって危険な行為なので、避けましょう。

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まとめ

エアコンの霜取り運転は、室外機に付着した霜を溶かすためのモードですが、この間は室内が暖まりません。

霜取り運転を少なくするためには、エアコンフィルターを定期的に清掃し、設定温度を適切に保つことが効果的です。

今回お伝えしたことを参考に、エアコンを賢く使って、寒い季節も快適にお過ごしくださいね。

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